バスを使った新しい交通形態での復旧を目指している山口県のJR美祢線について通学で利用する高校生の意見を聞く座談会が26日、開かれました。
JRや美祢市が開いた座談会には成進高校の市外から通う2年生4人が参加しました。JR美祢線は2023年夏の大雨で被災し代行バスによる運行が続いています。沿線3市や県は鉄道での復旧は諦めBRTと呼ばれる、バスを使った新しい形態への移行で現在話し合いが進められています。
座談会ではJR側から福岡県や大分県で運行されている事例を挙げスマートフォンで到着時間がわかる仕組みなど利点を紹介しました。
高校生はバスが満員で乗れず、次の便を待ったことや時間通り来なかった経験を指摘したほか高齢者や外国人への配慮も必要ではないかの意見が出ていました。
この座談会は今後も続けられることになっていて12月には住民説明会も予定されていています。













