8日、新年用の「年賀はがき」が山口県下関市の郵便局に届きました。
届いたのは段ボール51箱、年賀はがき合わせて20万4000枚で去年の半分以下でした。
下関郵便局員
Qご覧になってどうでした?「寂しいですね…」
段ボール箱は下関市内の16の郵便局ごとに仕分けされます。
年賀はがきの現時点での発行枚数は全国で約7億5000万枚です。15年連続の減少で、ピークだった2004年用の44億6000万枚から大きく減っています。
搬入されたのは無地と印刷用のインクジェット紙、アニメのキャラクター入りの3種類です。
来年の干支の「うま」がデザインされたものもあり、早くもはやくも新年の足音が聞こえてくるようです。郵便局によると最近はSNSの普及や人づきあいの変化などで、新年のあいさつのかたちも変わってきています。
下関郵便局 平田陽子総務部長
「年賀状だけのやりとりだけになっている関係性もあると思いますので、そういった方たちをずっとつないでいくコミュニケーションツールになればと思っております」
搬入作業はわずか3分ほどで終わりました。

年賀はがきは1枚が85円と寄付付きの90円で、発売は10月30日です。山口県の観光地がデザインされたものなど6種類が用意されます。