7月20日に始まる「山口祇園祭」を前に山口大学付属山口中学校2年生が9日、家庭科の授業の一環で着付けを体験しました。日本の伝統的な衣服について学び、山口祇園祭などの夏祭りで浴衣を着てもらう目的です。
着物や浴衣を貸し出しているグループ「山口の街並を着物で歩こう会」の5人が指導に当たりました。
生徒たちは色とりどりの浴衣に袖を通し、帯の結び方や所作などを丁寧に学んでいました。
山口大学付属山口中学校2年生
「ふだん着付け体験をすることがないけど、実際に着てみて難しいところがあったけど、みんなで着付け体験をしてすごく楽しい」
山口大学付属山口中学校2年生
「初めて(浴衣を)着て、すごくいい経験ができた。夏祭りなどで友達と一緒に着たら夏をより感じられると思うので、祭りで着たい」
山口の街並を着物で歩こう会 小川 光代表
「(浴衣は)伝統衣装でもあるけど、今はカジュアルに着てもらうことが多い。着る機会をたくさんつくってほしい」
生徒たちは日本の伝統文化を身近に感じているようでした。