山口県下関市は21日、市内の飲食店で食中毒が発生し、7人が下痢や発熱などの症状が出たと発表しました。
市の生活衛生課によりますと、18日午前10時ごろ「12日に16人で市内の飲食店を利用したところ7人が体調不良になっている」と市民から連絡がありました。調査の結果、飲食店を利用した7人(7歳~55歳の男性5人、女性2人)が下痢、腹痛、発熱などの症状が出たということです。
共通の食事は利用した飲食店に限定されること、便からカンピロバクターが検出されたことなどから食中毒と判断しました。鶏たたきや鶏刺し(肝刺し、ハツ刺し、砂ずり刺し)、焼き鳥、から揚げなどを食べたということです。入院した人はおらず、快方に向かっています。
この飲食店では去年も同様の食中毒が発生していて、市は衛生指導などの観点から、この飲食店を21日から期限を設けない「営業禁止処分」としました。(26日午後4時をもって解除)