中村心選手
「日本ジュニアも取ってたし、女子オープンのローアマも取れてたのでこのまんま行けたら合格はできるのかなと少し自分に期待してた部分もあったんですけど、全然カットラインに届かず合格してしまった不合格だったので、なんかもうすごい何も考えることができなかったんですけど」
初のプロへの挑戦はかなわず・・・。
彼女がリスタートした場所は小学校の頃から通っている練習場でした。
中村心選手
「(プロテストが)終わってすぐここで練習しました。すぐには前向きな気持ちになれなかったので、ちょっと落ち込んでプロテストのこと頭によぎりながら練習していた感じです」
そんな彼女を支えてくれていたのは…。

中村心選手
「毎日毎日やっぱり練習行くのも、両親がついてきてくれてどんだけ遠いコースに練習行くのにも毎回送迎してくれたり、遠征先でご飯とか洗濯とかやってくれたりとかした家族のやっぱ支えが一番大きいし。2024年は絶対合格するよっていうふうに私をずっと信じてくれて、前向きな言葉をずっとかけてくれました」
両親の言葉を胸に再び挑戦が始まった2024年。心さんはナショナルチームに選ばれ、活動の幅は日本を越えて海外に。
世界のトップアマを集めた「オーガスタナショナル女子アマチュア選手権」から招待状が届き、世界へ初挑戦も果たしました。
世界の舞台という貴重な経験でしたが・・
中村心選手
「ナショナルチームに入れたり、オーガスタナショナルに出れたりってやっぱ嬉しいこともたくさんあったんですけど同年代の子が(プロで)活躍をしてたり、やっぱり自分も成績が全然ずっと出なかったので苦しい思いの方がやっぱり大きかったです」

苦しかったと振り返った、2024年。そんな中、迎えた2回目のプロテスト。
ラウンド前には笑顔がありました。