山口県下関市の唐戸市場に設置してあるトラフグの巨大なオブジェ。

老朽化が進んだことから、18日、デザインを学ぶ学生たちがリニューアル作業に取り組んでいました。



修復作業が進められているのは、高さおよそ1メートル50センチ、幅5メートルほどのトラフグをかたどった巨大なオブジェです。

唐戸市場のシンボルとして15年以上飾られていましたが、老朽化が進み、塗装がところどころ剥がれていました。

海外からの観光客が写真を撮ってSNSにあげることが増えたのを機に、唐戸市場の業者でつくる団体の依頼で、東亜大学芸術学部アート・デザイン学科の有志が今年7月から修復作業を始めました。

デザインは学生が新たに考え、黒と白、金の塗装スプレーで塗り替えました。



県の名物であるフグをアピールしようと中央には、山口県の地図が描かれています。

東亜大学芸術学部 アート・デザイン学科 大出萌さん
「山口県のフグはおいしいよっていうのをアピールしながら、訪れた方々により知っていただいて広めていただけるシンボルになればいいと思う」

20日までの完成を目指していて、オブジェには「隠れフグ」も描かれる予定で