エアバックから身を守る
車の構造からも前のめりの運転姿勢は危険という声もあります。

JAF山口支部・近藤博嗣さん
「みなさんエアバッグが破裂した瞬間をそうそう見たことがないと思うんですけど、スピードが100キロから300というものすごく速い速度で展開することになります。使い方を誤ると凶器にもなりかねないという怖さがあるんですよね」

ハンドルを持つ手の位置が10時10分から9時15分となったのも、エアバッグで手をけがしないためという理由もあるようです。ハンドルまでの距離は車ごとに違いますが、それでも適切な運転姿勢であれば心配はないとしています。
安全運転で楽しい時間を
松橋警部補
「運転姿勢がやはり安全運転の第一歩にもなると思いますので、私たち大人が子どもたちの模範になっているという気持ちをもって、ふだんから交通ルール・交通マナーを守っていただければと思います」
家族や友達との楽しい時間を過ごすこれからの時期、疲れない正しい運転姿勢を身につけるいい機会かもしれません。