なぜそうなるのか?理由があります。

あるスタンドの担当者は「ガソリンを運んでくるタンクローリーも高速道路の通行料金を払っているため一般道と比べて輸送コストがかかっている」のも一因としています。
コストで言うと、こちらも。
これはNEXCO西日本がHPに掲載している地図です。

県内の高速道路にはガソリンスタンドはあわせて8か所あるんですがいずれも年中無休でうち5か所は24時間営業です。

サービスエリアなどの施設を管理するNEXCO西日本サービス・ホールディングスによりますと高速道路上で燃料切れになれば渋滞や事故の原因となる恐れもあるためスタンドの運営はできるだけいつでも給油できるような開店時間の設定を要請しているということです。
ここもコストがかかる要因といえそうです。
また、別のスタンドの担当者は高速道路と一般道の仕事の違いも影響していると言います。

一般道のガソリンスタンドでは洗車やタイヤ交換、車検整備などさまざまな仕事があります。

こうした仕事で利益を確保する部分もあるそうですが、高速道路のスタンドはほぼ給油のみで利益を確保する手段が限られる側面もあるそうです。
コストがかかって利益が薄いとなると高速道路のガソリンが高くなってしまうというのもなるほどという感じもします。
とはいえ、燃料切れには注意が必要です。
県警によりますと高速道路で燃料切れで動けなくなると交通違反となるそうです。
家族や友達を乗せているといつもより燃費は悪くなりますしエアコンをつけたり、渋滞したりすれば気がつけばガソリンがピンチ、なんてこともあるかもしれません。
早めの給油で、安全に楽しい連休をすごしてください。