西日本屈指の荒祭りとして知られる裸坊祭(はだかぼうまつり)が22日、山口県防府市の防府天満宮であり、境内は「兄弟わっしょい」のかけ声に包まれました。
防府天満宮の御神幸祭・裸坊祭は、1000年以上続く西日本屈指の荒祭りとして知られています。無実の罪で九州に左遷された菅原道真公が、防府の地に立ち寄ったときの様子を再現したものとされます。
裸坊たちの「兄弟わっしょい」の声が響く中、2基のみこしが現れます。ご神体を乗せた重さおよそ500キロの御網代輿が姿を見せると、まつりは最高潮に達します。
約4000人の裸坊と御網代輿の迫力に、集まった人たちは歓声を上げていました。
見物客(熊本県から)
「あの重いのが、どうやって出てくるんだろうと思って興奮しました」
初めて参加した裸坊
「目の前でけんかがあったので、おぉやっとるな、みたいな感じで、すごい活気があっていい祭りだと思います」
防府のまちは、裸坊たちの熱気に包まれました。













