実は…3Dプリンターも自作!

奥野アナ
「こちらが?」
山根さん
「作業場です、これが3Dプリンター。メインの3Dプリンターと小さい3Dプリンターがあります」
3Dプリンターはパソコンで設計したものをそのまま生み出すことができます。設計図のデータを3Dプリンターに送ると、設計通りの形が樹脂で生み出されていきます。
奥野アナ
「3Dプリンターは結構なお値段しますよね?」

山根さん
「といいつつ、本来の完成品は20万とか50万とかなんなら100万いっちゃうんですけど、自分で1からつくって調整も自分でするので5万円…そんなにしないかな、3万とか」
層を重ねて作り出す小さなパーツでも、30分ほどかかるそうです。これをいくつも組み合わせて1つの作品ができあがります。
発明日本一高校生の原点は?
山根さんの科学に対する興味は、小学生の頃にさかのぼります。
山根さん
「温泉に行ったときにツバメがいて、ツバメのひながいて、欲しくなって。でも持って帰るわけにはいかないから、欲しい欲しいって言っていたら、うずらを孵化できるらしいって聞いて」
うずらの卵からひなを育てる

最初に取り組んだ研究は「うずら日記」。小学3年生のときです。ふ化器と有精卵を買ってひなを孵化させ、育てました。これが、身近な疑問を探究していくきっかけになりました。
山根さん
「やりたいから発明品を作っているんで楽しいですね。好きなことをやってきたらこうなっていったみたいな」
小学2年生のときからプログラミング教室に通い、イメージを形にすることに取り組みました。今も知識と技術を学び続けています。