山口県宇部市の「ANAクラウンプラザホテル宇部」は、3月31日で営業を終えました。その建物や土地の所有権を、広島市の不動産事業を営む会社が取得しました。

所有権を取得したのは、中国・四国地方で不動産事業を行う「みどりホールディングス」です。みどりホールディングスによると、2月26日付けで所有権を取得しました。現在、ホテル事業を行う会社を探していて、複数の社から問い合わせが来ているということです。

「ANAクラウンプラザホテル宇部」は、前身の「宇部全日空ホテル」から40年にわたり多くの人に親しまれてきました。しかし、施設の老朽化やコロナ禍による利用客の減少を受け、2023年10月に営業終了を発表し、3月31日に営業を終えました。