去年5月、山口県防府市で母と息子と同居する自宅に放火したとされる男(59)の裁判員裁判で、検察側は7日、懲役5年を求刑しました。

現住建造物等放火の罪に問われている男は去年5月、防府市で母と被告、息子の3人で住む自宅の倉庫兼車庫に放火し、木造2階建ての住宅を全焼させたとされます。この火事で当時82歳の母親が顔などにやけどを負いました。

山口地裁で開かれた裁判で検察側は「38リットルの灯油を使った、燃え広がる危険の大きい犯行。母親は10日間、集中治療室で治療を受けるなど、結果は重大」として、懲役5年を求刑しました。一方弁護側は「こだわりが強い特性などが複合的に絡み合った行為」などとして、執行猶予の付いた判決を求めました。

この事件は裁判員裁判で審理され、判決は12日に言い渡されます。