なぜ子育て支援を強化?トップを直撃
手厚い子育て支援で移住が増えているという阿武町。その理由を町のトップに聞いてみると…。

花田憲彦阿武町長
「高校、大学へ進学する人たちが出て行く、これはある程度やむをえないけども、それ以外の要因の中で町に来てくれる人、そして町から出る人の差っていうのは、ある程度町の努力によって左右できるんじゃないかな。努力っていうのは魅力っていうことですね」
そう、胸を張りました。阿武町では移住・定住につながる魅力あるまちづくりを掲げています。就任7年目の花田町長は町独自の子育て支援を打ち出してきました。
町独自の「子育て支援3点セット」
花田町長
「『子育て支援3点セット』って名前を付けてやっています」

「3点セット」とは
・8か月から保育料を無償化
・0歳から高校生までの医療費無償化
・保育園から中学生までの給食費無償化
ほかにも支援をそろえています。1歳未満の子どもがいる家庭に保健師や保育士などが毎月おむつ2パックを自宅に届ける「おむつお届け便」。第1子出産時に20万円、第2子で30万円、第3子で50万円、第4子以降では100万円の祝い金を支給します。町に婚姻届を提出した夫婦には10万円の祝い金です。
花田町長
「いろんな支援をやることによって安心して阿武町で子育てができるということがなんとなく右肩上がりで子どもも出生者数も増えてきたのかなていう気持ちはしています」