新年度の県職員の人事異動がきょう内示されました。デジタル政策を推進する部署や県土強靭化のために新たな部長級のポストを新設したほか、女性管理職の割合が過去最高となりました。
吉村知事「複雑化多様化する県民ニーズや県政の困難課題に柔軟かつ積極果敢にチャレンジしながら時代の転換先を見据えたウィズコロナポストコロナの県づくりを力強く推進していく」
県職員知事部局では1584人が異動となりました。

主な部長級の人事は、新型コロナを含む危機管理全般を担当する「防災くらし安心部長兼危機管理監」には中川崇教育次長。
子育て政策を担当する「しあわせ子育て応援部長」に西澤恵子観光文化スポーツ部長。
観光やスポーツの政策を担当する「観光文化スポーツ部長」には大泉定幸観光文化スポーツ部次長。
また再生エネルギー事業として洋上風力発電事業を部をまたいで推進するための役職「洋上風力推進監」を新設しました。
洋上風力推進監を兼務する「環境エネルギー部長」には松澤勝志総務部次長。
また、我妻悟産業労働部長、地主徹農林水産部長、小林寛県土整備部長も洋上風力推進監を兼務します。
さらに、自然災害に対応するために新たに部長級のポスト県土整備部技術統括監を新設して竹内晃県土整備部整備推進監を起用しました。

「会計管理者兼会計局長」には山田敦子産業技術短期大学校副校長。
また、県内の各総合支庁では、「村山総合支庁長」に西澤義和置賜総合支庁長。
「最上総合支庁長」には菅原和彦山形空港事務所長。
「置賜総合支庁長」には星里香子置賜総合支庁保健福祉環境部長。
洋上風力推進監を兼務する「庄内総合支庁長」には村山朋也東京事務所長が起用されました。
組織改編では、デジタル技術を活用した県民サービス向上を目指して新たにみらい企画創造部内に「DX推進課」を新設し、産業のデジタル化の支援とデジタル人材の育成を進めるとしました。

また、吉村知事が掲げる女性職員の積極的な登用の方針を受け今回の人事異動では部長級・次長級の女性職員は11人となり、課長級も含めた女性管理職は84人、全職員に占める割合は19.6%と過去最高となりました。
