桃の節句は過ぎましたが、山形県鶴岡市では今、江戸時代のひな人形を集めた展示会が開かれています。

山形県鶴岡市の旧庄内藩主酒井家をはじめとする旧家では、庄内藩の時代に参勤交代や北前船の交易でもたらされたひな人形が受け継がれてきました。


鶴岡市の致道博物館では、今、江戸や京から集まった豪華なひな人形やひな道具を集めた展示会が開かれています。

こちらは、江戸時代の後期、大きなひな人形の製作が禁止されたことで生まれた「芥子雛」です。

鶴岡市に伝わる「瓦人形」のおひなさま。庶民が飾って楽しんだものなんだそうです。訪れた人は、年に一度の華やかな共演に見入っていました。

訪れた人「本当にありがたいと思います。幸せです、拝見させていただいて」「息子のガールフレンドなんですけど一緒に見られてよかった」

コロンビアから来た人(特にきれいだと思ったのは?)「姫doll」

致道博物館での展示会は来月3日まで、このほか、鶴岡市内各所で来月9日までひな人形の展示が行われています。