3年ぶりにマスクなしの卒業式です。
1日、山形県内の公立高校では卒業式が行われ、このうち、山形南高校では234人の生徒が学びやを巣立ちました。
1日卒業した生徒たちの3年間の学校生活は常に新型コロナウイルスと隣り合わせでした。


卒業生代表・木村望叶さん「2年前の春、私たちはこの山形南高等学校に希望を抱き入学しました。しかし、残念なことに新型コロナウイルスのため様々な行事に制限がかかり延期、または中止となったものも数多くありました」「部活動では新型コロナウイルス感染防止のため大会直前まで部活動が停止になってしまうこともありました」「勉強面では、成績の封筒が送られてくる時は両親より早く帰り、1人で頭を抱えていたのは私だけではないと思う。それでも各自が精一杯努力し目標に向かってこの3年間をやり遂げてきたと思います」

卒業生「よかった。みんなの笑顔が見られて、初めて顔を見る人もいて、とても新鮮でした」
卒業生「自分が思ったより早く3年間が過ぎた寂しさも感じている」
そして、最後のホームルーム。

担任「みなさんきょう、南高を巣立ち春から新天地でのスタートになります。また新たな目標を持ってそれぞれが迎えた環境の中で力を発揮して輝いて欲しいそう願う。みんな卒業おめでとう」
最後に先生から、動画のサプライズ。

思い描いていた学校生活を送れなかった卒業生たち。それでも、大切な宝物は、確かに見つかりました。
卒業生「周りの人に恵まれたと思うのでコロナとかも乗り越えられたまわりの友だちが一番宝物」