28日夜、全国各地で確認された夜空を落下する「大きな光」。山形県米沢市でも偶然、撮影した視聴者からTUYに映像が届きました。この物体の正体は、一体、何なのでしょうか?
こちらは、山形県米沢市で昨夜8時ごろドライブレコーダーが捉えた映像です。夜空から明るく光る物体が落下していくのがわかります。
撮影した米沢市・小池隆太さん(51)「体感的にはものすごく近くて、かなり近くに落下するんじゃないかと思えるくらいの明るさだった。音は全くなかった。スピードが速くて飛行機ではないと思った」
この物体は28日、全国各地で発見されています。
同じものなのでしょうか。
ドライブレコーダーの映像とほぼ同時刻に、お隣、福島県でもカメラに写っていました。
天文学が専門の山形大学・滝沢元和教授に、映像を見ていただくと・・・。
山形大学理学部・滝沢元和教授「これは『火球』といって、『火の球』と書く。いわゆる流れ星だが、流れ星の中でも特に明るく光る星のことをいう」
この火球、地面に落下する可能性はあるのでしょうか?
山形大学理学部・滝沢元和教授「(落下の)可能性はあるとは思うが、明るく輝いているということなので、逆にいうと非常に激しく蒸発しているということなので、今回の場合は多分あまり落下ではない」
昨夜はよく晴れていた山形県内。
流れ星も良く見える状況にあったということです。
山形大学理学部・滝沢元和教授「狙って見るものではないので、本当に運任せのところがあるので、カメラで捉えられた人は非常に幸運」







