最先端の研究や日本の文化に触れるため、ドイツやウクライナなどの学生らがきょう(22日)から10日間の日程で山形大学農学部で学んでいます。

山形大学で学ぶのは、イタリアのトリノ大学、ウクライナのチェルニヒウ工科大学、ドイツのハノーヴァー大学の学生や教員、31人です。

学生らは海外の若者を日本に招いて日本の科学技術を体験する事業などで参加しました。

きょう(22日)の開講式では、交流を深めるため参加者がそれぞれの大学を紹介。

ウクライナ北部にあるチェルニヒウ工科大学はロシアの軍事侵攻で被害を受けました。


学生らは被害を受けた大学施設を自分たちで修復するなどしていて、そこでも大学で学んだ知識が生かされているのだそうです。

チェルニヒウ工科大学・クリスティーナアクシュテンコさん「街はもちろん新しい人、新しい文化全部おもしろいから全部みたい」



一行はあす(23日)、蔵王山頂付近で森林観察と調査を行うなど、来週木曜日まで日本に滞在する予定です。