中学校の部活動はどう変わっていくのでしょうか。

見直しが進められている中学校の部活動について、きょう(20日)2回目の会議が開かれました。

中学校の部活動は、少子化による部員不足や、指導する教員の長時間労働が課題で国は段階的に部活動の改革を進めています。



これを受け、県は、部活動の加入は任意であることや、休日の部活動を段階的に行わないようにすることなどを確認しています。

これにより休日の活動は、地域のスポーツクラブが受け皿となりますが、現在、19の市町村で設置されていて、来年度中に、全ての市町村に設置予定であることなどが報告されました。

県スポーツ保健課・村上周一課長「来年度から一律に休日に部活動を行わないということではなく、生徒が休日の活動を選択できるようになったらこの考え方を進めていく」



しかし、休日の部活動を地域に移行する時期について、県は時期を明確にせず、地域の状況に合わせて進めていきたいとしています。

関係者からは懸念する声も。

県中学校体育連盟・佐藤雄一会長「部活動であれば校長の責任のもととなるが、(クラブの場合は)監督する機能はどこに求めたら良いのか?」


県PTA連合会船橋吾一会長「保護者目線で言うと指導機会の個人差がどうしても出てくるのかなと」

県は、きょう出た意見を踏まえ今年度中にガイドラインを取りまとめ各市町村に対して意見を募るとしています。