山形県議会2月定例会がきょう(20日)開会し、来年度の一般会計当初予算案などの審議が始まりました。

きょう(20日)始まった県議会2月定例会で、吉村知事は総額およそ6815億円に上る県の来年度一般会計当初予算案を上程しました。

予算は、去年8月の大雨で被害を受けた河川の復旧などの「強靭化対策」、小学校で新たに採用された教員のサポート・育成など「人材の育成・確保」、今年デビューするさくらんぼの新品種「やまがた紅王」を核とした果樹振興策などに充てられる予定です。

また、吉村知事は、今後の県政運営に関する考えを示しました。

吉村知事「新型コロナの感染症法上の位置付けが見直されることとなり、社会経済活動の正常化に向け大きな転換期を迎えている。ポストコロナの新しい県づくりを推進していくため、未来に向けた投資を積極的に行ってまいりたいと考えている」

今県議会には、新年度予算案など合わせて61の議案が上程されました。県議会2月定例会は、来月16日までの日程で行われます。