山形県鶴岡市西目で発生した土砂災害から、1か月となりました。

きょう(31日)正午、鶴岡市役所では、犠牲者を悼み、黙とうがささげられました。

先月31日。大みそかに、突然、災害が発生しました。


午前1時ごろ、鶴岡市西目の住宅の裏山が、高さおよそ30メートル幅およそ100メートルにわたって崩れ、80代男性と70代女性の夫婦が犠牲となりました。

二次災害の恐れがあることから、付近の4世帯13人に避難指示が出されていて、今も、自宅に帰れずにいます。


きょう(31日)鶴岡市役所で黙とうをささげた職員たちは、今後の復旧作業に向けて気持ちを新たにしていました。


鶴岡市防災安全課・長澤浩一課長「(2人を)救出できなかったという残念な思いで黙とうした。1日も早い復旧復興を念頭に土砂やがれき(処理)にとりかかることになる」