山形県の来年度当初予算案の編成作業が大詰めを迎え、きょう(27日)から重要施策の知事査定が始まりました。

中心となるのは、新型コロナ対策や自然災害の復旧などです。

知事査定は、県の新年度当初予算案について、総務部長の査定を経た新規事業や拡大事業などを中心に、各部局が最終的に吉村知事の判断を仰ぐものです。

来年度当初予算案の知事査定の内容は77項目です。
主なものです。
▼去年夏の豪雨災害で被害を受けた河川や砂防の復旧。
▼新型コロナ関連では自宅療養者への食糧支援。
▼県内のものづくりや観光面でのDXデジタルトランスフォーメーション導入支援。▼「やまがた紅王」のデビューに合わせた県産フルーツの情報発信拡大などとなっています。



来年度当初予算の要求額は、今年度当初予算を27億円上回る6875億円となっています。


知事査定は来月上旬まで行われ、来月14日に県議会各会派に内示される予定です。また来年度当初予算案を審議する県議会2月定例会は来月20日開会します。