この春、小学校に入学する子どもたち全員に、山形県村山市がお祝いです。
ランドセルに代わる軽量のリュックタイプのカバンが市から子どもたちにプレゼントされました。
村山市では「子育てスマイルプロジェクト」として、3年前から、出産祝い金の支給など独自の子育て支援事業を行っています。

その一環として、この春、市内の小学校に進学する子どもたちに、ランドセルとしても使える軽量のカバンを贈りました。県内では初めての取り組みだということです。

カバンの重さは、一般的なランドセルより300グラムほど軽い930グラム。
家庭の経済面に加え、子どもたちの通学にも負担が少ないよう、配慮したということです。
きょう(27日)は袖崎(そでさき)小学校に入学する6人の子どもに、志布隆夫市長からカバンが贈られました。
贈呈式のあと、さっそく背負った子どもたちは、この笑顔。

子ども「うれしいです」
「友だちと同じ色にしました。(もらって)うれしかった」
保護者「通学が楽になるといいなと思っています」
「小学校でもいろんな目標を持ってがんばってほしいです」
市では来月も各小学校を回り入学予定の128人全員に贈呈するということです。