きょう(20)日は、二十四節気の一つ「大寒」です。

山形市では、名物の「寒ざらしそば」を作ろうと、そばの実を沢の水に浸す作業が行われました。
山形市上宝沢(かみほうざわ)の不動沢(ふどうさわ)です。
山形麺類食堂協同組合では、毎年、寒さが厳しくなる「大寒」に合わせて、そばの実を、冷たい沢の水に浸す、「山めん寒ざらしそば」を作っています。

きょうは地元のそば職人が冷たい沢に入り、市内で収穫された「でわかおり」の実およそ2.7トンを水に浸していきました。

こうすることで、そば本来の甘味が際立ち、風味豊かになるんだそうです。


山形麺類食堂協同組合・寺崎利彦理事長「そばに対してもすごくいい季節になった。おいしいそばになるようにがんばっていきますので皆さん楽しみにしてお待ちいただければ」


そばの実は、来月上旬に引き揚げられ、その後、寒風にさらすなどし、4月上旬から市内のそば店で提供されるということです。








