特殊詐欺による高額の被害です。

県内に住む男性が、SNS型ロマンス詐欺の被害にあい、暗号資産や現金およそ1億3000万円をだまし取られました。

犯人と男性とのやりとりから見えてきたのは巧妙な手口です。

こちらは、被害を受けた男性と犯人とのLINEのやり取りです。女性の写真を載せながら、投資を勧めます。

警察によりますと県内に住む男性は今年8月、インスタグラムで女性を名乗るアカウントと知り合いLINEでやり取りするようになりました。

女性を名乗るアカウントは日本人と台湾人のハーフと話し、「仮想通貨の貯蓄は毎日元本の0.8%の利息が付く」などと言って投資を勧めました。

男性は暗号資産の口座を開設し、指定されたアドレスに複数回送金したということです。