■増加するクマ被害、市民の安全・安心を守るため寄附を募集
山形県米沢市(近藤洋介市長)は、12月10日、深刻化するクマの被害対策を支援してほしいと、ふるさと納税を通じた寄附の受け付けを開始したと発表しました。
集まった寄附金は、地域住民の安全と自然との共生を目指す対策事業に活用されます。
■深刻化する米沢市のクマ被害
米沢市内では近年クマの出没・被害が相次いでいて、特に2025年度は山間部だけでなく、住宅街や市街地、小中学校などの教育施設付近でも目撃が多発しています。

人的被害は2件、建物被害は3件(いずれも2025年7月〜11月)が発生するなど、出没・被害頻度ともにこれまでにない水準に達しているということです。
市は、市の予算だけでは対応しきれない現状を訴え、広く支援を呼びかけていくとしています。








