リンゴの町として知られる朝日町では収穫の最盛期を迎えている「無袋ふじ」の品評会が行われました。

ずらりと並んだ、真っ赤なリンゴ。朝日町で生産されている特産のリンゴのうち生産量の6割を占める主力品種「ふじ」です。
朝日町は袋をかけずに太陽の光をたっぷりと浴びせて作る「無袋ふじ」の栽培に力を入れていて、今回の品評会には56点の「無袋ふじ」が出品されました。

審査は形や色付き、糖度など8つの項目で行われ、審査員たちは生産者自慢のリンゴを一つひとつじっくりと見ながら、評価していました。
町によりますと、今年の「無袋ふじ」は夏に雨が少なかった影響で、例年に比べると実は小ぶりになっています。しかし秋から昼夜の寒暖差が大きく、色付き・糖度ともに上質なものに仕上がったということです。

朝日町りんご品評会 伊藤慎一 審査委員長「生産者のりんごにかける思いと、丁寧な栽培管理がしっかりと反映されていて、正直審査する側としてはなかなか選ぶのが難しかった。朝日町が誇るりんごを味わって、ファンになってもらいたい」
きょう出品された「無袋ふじ」は、あすから2日間開催される「朝日町産業まつり」で販売されるということです。








