卒業シーズンです。

山形県鶴岡市の山形大学農学部では学位授与式が行われ、卒業生が力強く決意を述べました。

山形大学農学部4年・藤村啓史さん「この鶴岡の地で学び得た経験や知識は多くの苦難に立ち向かう力となり仮に失敗や挫折があったとしてもそこで諦めるのではなくさらに成長を遂げ自ら決めた道を歩んでいくことをここに誓います」

きょう(17日)鶴岡市で行われた学位授与式では、食料、生命、環境科学のバイオサイエンスを学んだ1学科6コースの卒業生と大学院の修了生、197人に学位が授けられました。

キャンパスライフのほとんどがウィズコロナの生活。

キャンパス内では今月までマスクの着用が求められていますが、式ではマスクの着用は個人の判断に。

学生の半数ほどがマスクを外して、式にのぞみました。

卒業生「対面授業が始まってから実験をして楽しく授業ができたかなと思います」

ベトナムからの留学生「コロナもあって二年生から交流できなかったんですけれども活動がたくさんできてよかったです」

卒業生「人を大事にすることを学びました今後逆に人を大事にする側になろうかなって思いました」(Q今後の進路は?)「あと三年勉強して農業高校の先生になります」

それぞれの未来に向け、新たな場所でのチャレンジが始まります。