きょう未明、山形県新庄市の県道で40代の男性が乗用車にはねられました。

男性は意識不明の重体で病院に搬送されましたが、事故からおよそ1時間後、死亡が確認されました。

この事故は、きょう午前1時15分ごろ、新庄市福田の県道で普通乗用車と、道路上にいた歩行者が衝突したものです。

乗用車を運転していた男性から「男性をひいてしまった。意識がない」と119番通報があったということです。

この事故で、歩いていた新庄市鳥越の会社員塚本太朗さん(49)が意識不明の重体で病院に搬送されましたが、事故からおよそ1時間後に死亡が確認されました。

死因は外傷性くも膜下出血だったということです。

乗用車を運転していた男性にけがはありませんでした。

警察によりますと、現場は横断歩道がない見通しの良い道路だということですが、当時は濃い霧が立ち込めていて、見通しが悪い状態だったということです。

警察が事故の原因について詳しく調べを進めています。

また警察は、車を運転する際、濃い霧の中ではハイビームよりロービームの方が視界を確保しやすいとして、霧が濃いときには速度を落とした上で、夜間でもロービームで運転してほしいと呼びかけています。