昨年度、山形県内の学校で起きた1000人あたりのいじめの認知件数が5年連続で全国最多だったことがわかりました。
不登校については中学校と高校で減ったものの、小学校では増加しています。
これは文部科学省が行った調査で明らかになったものです。
昨年度、県内の小・中・高校・特別支援学校で認知されたいじめの件数は1万1731件で1000人あたりでみると117.2件でした。
前の年度と比べ減少しているものの、全国平均の61.3件を大きく上回り5年連続で全国で最も多くなっています。
県は全国最多となった要因について「年に2回、児童生徒と保護者を対象に県独自のアンケート調査を行っているほか、それをもとに面談を行うなど相談体制が充実していることから、いじめを訴えやすい環境になっている」と分析しています。
心身に支障をきたすなどの重大ないじめの件数は、1000人あたり0.02件と全国で2番目に低い件数となっています。








