福祉を学ぶ県立山辺高校の生徒が、きょう地元の児童に福祉の魅力を伝える学習会を開きました。職業が多様化する中、福祉の仕事の大切さを伝えます。

この学習会は、介護や福祉について学ぶ山辺高校福祉科の生徒が、地元の小学生を対象に毎年開いているものです。

目的はズバリ、福祉の仕事を将来の選択肢に加えてもらうこと。

県社会福祉協議会によりますと、介護や福祉の現場は人手不足で、少子高齢化が進む中で人材の確保が課題となっています。

きょうは「福祉」とは何かを知ってもらおうと、生徒は、身近にあるバリアフリーの紹介や、耳が不自由な人の世界を疑似体験する器具を使って会話をしてみたり、手話を体験したりする授業を行いました。