昨夜からけさにかけて山形県内は庄内を中心に非常に激しい雨となりました。

大雨の峠は越えましたが、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。

午前0時ごろの酒田市です。雷が連続して発生し、空全体が明るくなっています。

およそ30分後には激しい雨が降り、地面を叩きつけている様子が確認できました。風も強くなり、駐車場では打ちつけた雨が波のようにうね地面を走っていました。



そのころ、庄内空港でも稲光りと共に、激しく降る雨が確認されました。

気象庁はきのう、山形県に線状降水帯が発生する可能性があると発表していました。

線状降水帯は発生しませんでしたが、雨雲レーダーでは庄内に1時間に80ミリを超える雨を降らせることを表す紫色の表示が続き、激しい雨となったことがわかります。

また、午前5時前には山形市も激しい雨となりました。

気象台によりますと、午前8時までの24時間降水量は、小国91ミリ、櫛引89ミリ、酒田大沢 73.5ミリなどとなっています。