山形県の最低賃金を審議する会議がきょう開かれ、審議会は現在の時給955円から大きく引き上げ、時給を1032円にするよう山形労働局長に答申しました。

答申通りに改正が行われれば、県内の最低賃金は、はじめての1000円超えとなります。

県内の最低賃金の引き上げ額をめぐっては、これまでの議論で労働者側と使用者側の意見がまとまらず、答申は2度の延期と異例の事態となっていました。

なお、今回の答申に異議申し立てがない場合は、今年の12月23日から最低賃金が1032円となる効力が発生する見込みです。