今年4月、山形県高畠町で軽トラックがバイクに追突し、運転していた男が逃走したひき逃げ事件の裁判がきょう山形地裁米沢支部で開かれ、被告の男は、逃げた理由について「相手が死んでしまったと思って逃げた」などと話しました。
ひき逃げや窃盗などの罪に問われているのは、本籍が福島県会津若松市で住所不定、無職の男(38)です。
起訴状などによりますと、男は今年4月、高畠町の国道で軽トラックを運転していた際にバイクに追突し、10代の男性に大けがをさせたにもかかわらず、救護などを行わないで現場から立ち去り、乗用車1台を盗んで関東方面に逃走するなどしたとされています。