■津波時に取るべき行動は

○津波警報・注意報と避難のポイント

震源が陸地に近いと津波警報・注意報が津波の襲来に間に合わないことがあります。強い揺れや弱くても長い揺れを感じたときは、すぐに避難を開始しましょう。

津波の高さを「巨大」と予想する大津波警報が発表された場合は、東日本大震災のような巨大な津波が襲うおそれがあります。ただちにできる限りの避難をしましょう。

津波は沿岸の地形等の影響により、局所的に予想より高くなる場合があります。ここなら安心と思わず、より高い場所を目指して避難しましょう。

津波は長い時間くり返し襲ってきます。津波警報・注意報が解除されるまでは、避難を続けましょう。

津波予報区の第一波の到達予想時刻は、津波予報区の中で最も早く津波の第一波が到達する時刻です。同じ予報区の中でも、場所によってはこの時刻よりも数十分、場合によっては1時間以上遅れて津波が襲ってくることがあります。

東日本大震災では、多くの犠牲を出した津波。けして甘く考えることなく、もしもの時にどう行動するのかをしっかり考えることが、命を守る行動につながります。

東日本大震災を、思い出してください。

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