台風第8号から変わった熱帯低気圧が発達して再び台風第8号になりました。

27日21時、那覇市の東約190キロの北緯26度05分、東経129度35分において、熱帯低気圧が再び台風第8号になりました。
台風はほとんど停滞しています。
中心の気圧は992ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで
中心の北側500キロ以内と南側390キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。
台風の中心は、12時間後の28日9時には那覇市の北約130キロの北緯27度25分、東経127度50分を中心とする半径65キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
24時間後の28日21時には東シナ海の北緯27度55分、東経125度25分を中心とする半径95キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は985ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は23メートル、
最大瞬間風速は35メートルが予想されます。
48時間後の29日21時には東シナ海の北緯29度40分、東経121度55分を中心とする半径155キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、
中心付近の最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
72時間後の30日21時には華中の北緯31度55分、東経120度25分を中心とする半径220キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は990ヘクトパスカル、
最大風速は20メートル、
最大瞬間風速は30メートルが予想されます。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

■気象情報(文章)
台風第8号から変わった熱帯低気圧が発達して、再び台風第8号になりました。奄美地方では、28日にかけて、うねりを伴った高波に警戒し、奄美地方と沖縄地方では、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。また、沖縄地方では28日明け方にかけて、線状降水帯が発生して大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があります。
[気象概況]
台風第8号から変わった熱帯低気圧が発達して、27日21時に再び台風第8号になりました。
台風第8号は、27日21時には那覇市の東約190キロにあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は992ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルとなっています。
台風は、28日から29日は東シナ海を西北西へ進む見込みです。
[波の予想]
奄美地方では、28日は、うねりを伴い大しけとなり、沖縄地方ではうねりを伴いしけるでしょう。
27日に予想される波の高さ
奄美地方 5メートル うねりを伴う
沖縄地方 5メートル うねりを伴う
28日に予想される波の高さ
奄美地方 6メートル うねりを伴う
沖縄地方 5メートル うねりを伴う
[風の予想]
奄美地方と沖縄地方では、28日にかけて、強い風や非常に強い風が吹く見込みです。
27日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
奄美地方 17メートル (25メートル)
沖縄地方 18メートル (25メートル)
28日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
奄美地方 20メートル (30メートル)
沖縄地方 18メートル (25メートル)