7月1日から7日は労働災害の防止活動を推進する「全国安全週間」です。

これに合わせてきょう、山形市の建設現場を山形労働局長がパトロールしました。

建設工事の現場では、厳しさを増す暑さを乗り越えるためのさまざまな熱中症対策も行われていました。

県内の労働災害は減少傾向にあるものの、去年の発生件数は1444件確認されています。

このうち建設業では去年、転落や転倒などを主な原因に153件の労働災害が発生しています。

こうした中、きょう、山形労働局長がパトロールした建設現場では、労働災害を防ぐため、様々な取り組みが行われていることが説明されました。

この現場では地上7階建てのビルが建設されています。

作業に当たり、現場には転倒を防ぐためのスロープやLEDロープライトなどが設置されていました。

また、AR・拡張現実を使って骨組みの精度を確認するなどし、安全と効率を両立しながら工事が進められているということです。