熱帯夜は「タイマー」「つけっぱなし」どっち?
快適な空間づくりには「温度」だけでなく「湿度」を調節することも大切。なんと湿度が20%変われば体感温度は約4℃も変わるといわれているのだ。

ダイキンが行った試験でも、それを裏付ける結果が。室温が高く湿度も気になる場合には、エアコンを使って温度や湿度をコントロールすることが大切なのだ。
では、夜寝る時は、エアコンのタイマー使用とつけっぱなし、どちらがよいのか?
朝までエアコンをつけっぱなしにする「つけっぱなし運転」と、切タイマーを使って就寝3時間後にエアコンを切る「切タイマー運転」、それぞれで室内のWBGT(暑さ指数)の変化を計測した。

「つけっぱなし運転」ではWBGTに大きな上昇は見られなかったのに対して、「切タイマー運転」の場合はエアコン停止後にWBGTが徐々に高まる結果となった。
つまり、切ったあとは暑く寝苦しくなる。
気温や湿度の高い日は適度な温度設定で、朝まで「つけっぱなし」にした方が快適な睡眠につながるといえそうだ。