夏の参議院議員選挙は、来月3日公示、20日投開票となりました。
公示まであと1週間と迫る中、選挙の争点や候補者の訴えを聴く際のポイントなどを専門家に聞きました。
政府はおととい(24日)の閣議で参議院議員選挙を7月3日公示、20日投開票の日程で行うことを決めました。
今回の参院選では定数248議席のうち、与野党が改選議席の125議席を争います。(東京選挙区の欠員補充含む)

政治学が専門の山形大学の芦谷圭祐講師です。
衆議院が少数与党の中で迎える今回の参院選は、今後の政治を左右する重要なものになるといいます。
山形大学 芦谷圭祐 講師「たとえ衆議院で政権交代が起きたとしても、参議院で過半数を握っていなければ、安定的に政権を運営することはできない。将来的な政権交代の可能性を見据えても、今回の参院選が重要になることは間違いない」

今回の参院選で、自民・公明両党で50議席を獲得すれば、今回選挙を行わない残りの半分の議席を合わせ過半数を維持することになり、この50議席のラインがポイントとなりそうです。