寒河江市の慈恩寺できょうから御本尊で国指定重要文化財「弥勒五尊」(みろくごそん)の御開帳が11年ぶりに始まりました。

1279年の歴史を誇る寒河江市の慈恩寺。御本尊の御開帳は去年の秋に茅葺屋根の修復工事が完了したことを記念して行われたものです。

御開帳されたのは、鎌倉時代に京都の仏師が制作したという5体の御本尊です。
中心に弥勒菩薩が位置するのは珍しく、慈恩寺独自の宗教体系を持った仏教の奥深さを感じてほしいとしています。
仙台から訪れた人は「言葉にならないですよね。何百年も前からこういう信仰があってそれが今にも繋がってるっていうのはすごいこと。本当に感動しました。」
御本尊の御開帳は、7月21日まで行われ、その後、秋にも展示テーマを変えて行われます。
