■過去最多の摘発件数と相談件数

全国的にも増加しているサイバー犯罪。

県内でも年々増加していて、去年、県警が摘発したサイバー犯罪は100件。相談件数は2589件にのぼり、ともに過去5年で最も多くなっています。

そして、近年特に増加している手口が詐欺メールなどを使った「フィッシング詐欺」やウイルスに感染した端末をもとに戻す代わりに金銭を要求する「ランサムウェア」です。

今年3月、県内の企業に山形銀行を装った自動音声電話が相次ぎました。

電話からメールに誘導され、さらに、ネットバンキングの情報を入力するよう求めるサイトに誘導されます。これもフィッシング詐欺でした。

県内では1億円を超える被害にあった企業もあり、県が緊急の融資の窓口をする事態にも展しています。

犯罪を前に、我々にできることは。