■監督が思いを語る

またこの日は、呉美保監督が会場を訪れ、映画に対する思いを語りました。

呉美保 監督「この社会で生きにくいと思っている人が見た時に、よし明日ももうひとつがんばってみようと思える、その周りにいる人がちゃんと気づけるような映画を作りたいと今後も思っている」

県内上映をひろめる会では、県内各地を回り、公民館や会議室などでの上映を目指しています。

小さな会場で上映しその後、その場に集まった人たちで交わす会話などが社会を変えていく力になっていくと考えているということです。

メンバーは映画を通して、あらゆる立場の人が安心して暮らせる共生社会が実現していけばとしています。

呉美保 監督「なんでもないような感情を、この映画を見てくれた人が改めて振り返って大事にできるきっかけになれたらいい」

県内上映会は今年夏ごろから県内各地で順次開催されるということです。