4月9日に、山形市の山形地方裁判所で行われた判決公判。実の娘と性行為を繰り返すという児童虐待を続けていた父が、罪に問われ、判決が出されました。

判決は懲役7年6か月の実刑。執行猶予はつきませんでした。

この判決を、管轄する児童相談所はどう受け止めたのでしょうか。

TUYの取材に対し、担当者は「司法の判断に対して何か言う立場にはありません」としましたが、実際に虐待の中身を知る立場から、「こういう事態が二度と起こらないよう、また今回の事件をきっかけに、山形だけではなく全国の子どもたちへの虐待が未然に防がれることを願います」と話しました。

そもそもみなさんは児童虐待とは何か、ご存じでしょうか。

さらに、今回の裁判で明かされた驚くべき父の娘に対する行動をふり返れば、虐待の深刻さを感じていただけるのではないでしょうか。