災害で車を失った人などに役立ててもらおうとJAF山形支部が、災害時に無償で車の貸し出しを行う協会に社用車を寄付しました。

贈呈式では、JAF山形支部の髙橋修支部長から日本カーシェアリング協会の吉澤武彦代表に、これまで12年間、営業や広報活動で使用していた7人乗りの車が寄付されました。

日本カーシェアリング協会は、東日本大震災をきっかけに宮城県で立ち上がった団体で、全国から寄付された車を、地震や豪雨など自然災害で車を失った人に、無料で貸し出す活動を行っています。

県内でも去年の豪雨災害時に、戸沢村や酒田市などでのべ180台ほど貸し出しを行ったということです。

JAF山形支部 髙橋修 支部長「今年も色々な災害があるかと思います。困った方が日ごろ日用で使える車として使っていただければ嬉しく思っています」

今回寄付された車は、今後、災害が発生した際に被災者のもとへ届けられるということです。

日本カーシェアリング協会への車の寄付は、一般の人も可能です。

車検が6か月以上残っていて安全に走行できるといった条件を満たす車であれば、寄付ができるということです。