きょう午前、酒田港で仰向けで海を漂流している男性が発見され、その後死亡が確認されました。

酒田海上保安部によりますと、きょう午前8時32分ごろ、酒田市船場町の酒田港の東ふ頭岸壁付近の海で、人が仰向けで漂流しているのを出港準備をしていた巡視船の乗組員が発見しました。
   
乗組員が救助にあたり、午前8時44分に、海から近くの岸壁の上に引きあげました。

酒田海保によりますと、漂流していたのは酒田市内に住む60代の男性で、現場で心肺蘇生などが行われ病院に運ばれましたが、その後死亡が確認されました。

男性に外傷はなく、おぼれたものとみられています。

男性は発見当時、防寒着を身に着けていましたが、救命胴衣は着用していませんでした。
    
酒田海保の調べによると事件性はなく、男性は何らかの理由によって海に転落したとみられています。

提供:酒田海上保安部