東日本大震災の発災から14年となったきのう、庄内町では、宮城県南三陸町でとられた食材を使った給食が提供され、生徒が被災地に思いを寄せました。

庄内町の余目中学校の給食の時間です。準備をのぞいてみると、わかめのサラダや焼鮭、すまし汁が準備されています。

これは「南三陸町友好献立給食」と名付けられた給食で、南三陸町でとられたものを使い作られました。

庄内町では東日本大震災で被災した南三陸町を支援しようと、当時、現地におにぎりを送るなどの支援を行いました。

その後、南三陸町の漁師から支援に感謝し、毎年わかめが届くようになり、8年前から町内の小中学校などに友好献立給食が提供されています。

生徒が南三陸町に行き交流する活動も行われていて、今回の給食に使われているわかめにも、生徒たちが種ばさみと呼ばれるわかめを育てる作業をしたものが含まれています。