歴史に名を残す家具デザイナーが手掛けた子ども用のいすが、時を経て修復され、山形市の子ども園に寄贈されました。
その座り心地に、子どもたちの笑顔が溢れました。
人の体のラインに合わせた美しい曲線の背もたれに、木目を生かした温もりあるデザイン。


日本の家具デザインの創成期を支えたデザイナー、水之江忠臣氏が手掛け50年前に天童木工で作られた子ども用の椅子です。

4年前まで岩手県の図書館で使われていたものを、図書館の改修を機に天童木工が引き取り、修復しました。
子どもたちがより使いやすいよう、座面には米沢市の企業が手掛けるニット素材が使用され、可愛らしいデザインのブックチェアとして生まれ変わり、この子ども園に寄贈されました。

大塚美咲アナウンサー「こちらが、今回寄贈された子供用のブックチェアです。座ってみますね。程よい柔らかさで、体になじむ座り心地です。50年前に作られたものが修復されたということなんですが、見た目も新品同様です」
