山形県村山市では、特産品のどぶろくが今年も完成し、きょう、お披露目会が開かれました。
鮮やかな桃色のどぶろくに少し早い春を感じられるようです。
こちらが、その「もも色どぶろく」です。

赤い色素をもつ酵母を使うことで美しい桃色に仕上がり、米の食感を楽しむことができます。
村山市にある「こだま工房」の小玉雄一さん(76)は、およそ20年間、どぶろくの醸造と販売を行っていて毎年、3月3日の桃の節句に合わせてこのもも色どぶろくを作っています。

きょうは、村山市の職員や観光関係者などが集まり、試飲会が行われました。
地元の人「飲み口がいい。甘みもちょうどいい」

こごみやあさつきの酢味噌和えなど、一足早い春の料理ともも色どぶろくのマリアージュに・・

地元の人「毎年、ご馳走になるけどやっぱりおいしい。好きだからね。すすむなやっぱり」

小玉さんは今年も、自身で栽培した酒米の雪女神(ゆきめがみ)をもとに地域の山の伏流水などを使って、どぶろく作りを行ったそうです。

こだま工房 小玉雄一さん(76)「毎年違うので、もっとこうしたいと毎年、努力 努力と。もっと皆さんからおいしいと言ってもらえるようなどぶろくを作りたいと」
