大雪の中、雪が宝物のイベントの準備が進んでいます。
米沢市では、今月8日に始まる上杉雪灯篭(うえすぎ・ゆきどうろう)まつりに合わせ、雪の灯篭を作る作業が行われています。

けさ、上杉雪灯篭まつりの会場となる米沢市の上杉神社周辺では、地元の高校生が雪灯篭を作っていました。

固めた雪を削った灯篭の中にろうそくの火を灯すのが米沢雪灯篭まつり。
今年はおよそ180基の雪灯篭が作られる予定で、真っ白な灯篭がオレンジ色の光に照らされる様子は寒いのにあったかい気持ちになると人気です。
高校生「喜んでもらえるように雪灯篭を作りたいと思う」

去年は雪が少なく、西吾妻スカイバレーからダンプカーで雪を1000トン以上も運びましたが今年はその心配はありません。

米沢市内のきょう9時現在の積雪は122センチと平年のおよそ1.7倍となっています。
上杉雪灯篭まつり実行委員会 佐藤涼さん「雪灯篭はもちろんだが、雪ぼんぼりという小さいバケツを使って作る物もすごくきれい。キャンドルゾーンや竹あかりなど色々なあかりを楽しめるまつり。みなさんに好評をいただいている」

上杉雪灯篭まつりはあすプレ点灯が行われ8日、9日の2日間開催されます。