戸沢村蔵岡地区では、去年7月の記録的な大雨をうけ集団移転の計画が進められています。
きょう、12月に村から地区住民に配布された意向調査の結果が公表され、移転先についておよそ7割の世帯が戸沢村の中での移動を希望していることがわかりました。
戸沢村蔵岡地区は、去年7月の記録的な大雨で地区に住む69世帯ほぼすべての住宅が浸水しました。

現在、住民の多くは仮設住宅や村から離れ暮らしています。
大雨から2か月後の去年9月、村が実施したアンケートでは地区のおよそ9割の世帯が、地区全体で高台に移転する集団移転に賛成しました。

このため村では去年11月、国や最上川流域の自治体で作る治水対策の会議で、大雨被害からの復旧とともに蔵岡地区の集団移転についてもプロジェクトに加えることとしました。

戸沢村・加藤文明村長「治水プロジェクトの中に戸沢村蔵岡地区の集団移転が明記されたことによって、地域の方々の要望でもある集団移転が大きく動く第一歩になるとうれしく思う」








